MW-ムウ-を観た

原作は読んでいないのですが、ネットであらすじを読んで面白そうと思い、山田孝之も好きだし、と観てみました。
レビューサイトでは、「がっかり! でも玉木宏が良かった」みたいなレビューが多かったのですが、本当にそうなのだろうな、という感じ。
でも、レビューを読んでいて、原作はすごく読みたくなったので、原作は買おうと思います。

映画に関して、正直、途中で寝てしまったので、玉木宏が演じる結城が「重ねた犯罪」を見逃しています。
それでも、ラスト30分を見ても「意味わかんない」とならない。
そういう映画でした。


それにしても、玉木宏のあの声の良さはなんなんでしょ。
どうしてあんな深いところから声を出してるんでしょ。
声が良すぎて、笑ってしまいそうになる。
テレビドラマに出始めの藤原竜也とか、舞台でこなれた堂本光一とか、そのへんに近い感じで。
いや、ちゃんと収まってると思うんですけどね、玉木宏は。


そして、本当にがっかりだったのが山田孝之
この映画のような役ならば、がんばって体を絞ってこぎれいにして出てくれば良かったのに。(ピッタリした髪型にしたかったけど、それが出来なかったとオフィシャルサイトで言っていたので、他の仕事の都合もあったのでしょうけど)

せめてこれくらいには。
2〜3年前から「アクの強い役でもこなせる実力派」的な役者と言われることが増え、初期の頃のアイドル的なところから脱却出来ているのですから。(そして、スキャンダルもなんとか乗り越えることが出来たわけだし)
「汚いのも綺麗なのもOK」なところが見たかったなあ。
山田孝之が綺麗にして出てきたら、もう少しだけでも、見ごたえがあったかもしれない。


MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

MW(ムウ) (2) (小学館文庫)

MW(ムウ) (2) (小学館文庫)